リピーターの方より御依頼があり、データ復旧作業を行いました。
復旧対象はBuffaloのLS-C1.0TL。ネットワーク対応HDD(NAS)で、現行モデルの一つ前の型ですね。
今回、実は他社で見積をとってからキャンセルされた案件です。
キャンセル理由は高額すぎるためでした。
お客様は見積結果が出た際に不審に思い、依頼先の評判をネットで調べたそうです。
その結果、かなりの悪評だらけで怖くなってしまい、今回弊社へのご依頼の運びとなったとのこと。
お話を伺う限り、お客様の判断は正しかったと思われます。
残念な事ですが、悪質なデータ復旧会社が存在していることは確かですので・・・。
気をとりなおして診断の結果ですが、問題はPCB(プリント基板)でした。
同型の良品HDDよりPCBを取り外し、移転処理を実施した後、救出対象HDDに移植。
電源を入れ たところ無事に正常動作を始めました。
その後はイメージング後、データ救出を行って作業完了です。
無事100%のデータ救出に成功しました。同様の症状で、お困りの際は是非お問い合わせ下さい。
今回は作業対象はLS-C1.0TLでしたが、同シリーズのLS-C500L、LS-C640Lにも対応しております。
なお、他社診断では今回の症状はヘッド損傷となっていたそうです。恐らくヘッド損傷の方が、高額見積にできるからでしょうね・・・。
皆様も悪質な業者には、お気を付け下さい。