リピーターのお客様より最新のiMacを購入されたとご連絡いただきました。

お客様は元々WindowsXPユーザーですが、iPadやiPhoneの利用を機にパソコンもApple製品にされたそうです。(こういったお客様けっこう増えてるのではないでしょうか。)

今回はiMacのセットアップと、Windowsからの各種データの移行をご依頼いただきました。

実はOSX10.6(Snow leopard)までのWindows→Mac間のデータ移行は手動で行う必要があり、非常に手間がかかりました(主にメールとiTunes)が10.7からは非常に便利なツールが搭載されています。

その名もWindows 移行アシスタントです。

HT4796-WinMA-001-ja.png

このツールを使用するとWindows→Mac間のデータ移行がほとんど自動で行うことができます。

移行したあとに手動でやる必要があるのは、iTunesの再認証くらいです。

当然今回はこの便利ツールに頼らせていただきました。

このツールはネットワーク経由でのデータ移行を行うため、無線もしくは有線でお互いが同一ネットワークに属している必要があります。

今回はお客様宅で作業を行うため、速度がでず不安定な無線は却下。有線LANケーブルでお互いを直結してデータを移行しました。

当然この環境だとDHCPではIPアドレスが取得できないため、仮の固定IPを振り当て対応しました。

このあたり、同様にルーターなし環境の方、あってもDHCPサーバー機能無効の方はつまずくかもしれませんので要注意です。

今回の作業結果は、もちろん無事成功です。

※ただし、メールデータのフォルダ分けは統合されてしまいましたので、その点は要注意です。フォルダも以前の状態を保持したい方はかなりやっかいですが手動で地道にやる必要があります。