Apple PowerMac G5(Early 2005)の修理を行いました。
故障症状は、Appleマークが表示された後、リングマークがくるくる回り続けて先に進まないというもの。
診断の結果は、HDD(ハードディスク)故障です。HDDをとりだしたところ、Apple純正品ではないMaxtor製品が搭載されていました(だから壊れたというわけではありません)。お客様によると中古で譲り受けたMacだとのことなので納得です。
まずはデータが必要とのことでしたのでデータ復旧を行いました。
ヘッドの状態が悪かったので、本来はHDDを開封しヘッド交換作業が必要になるレベルでしたが、ご予算の関係もあるため開封作業を行わず、可能な限りのデータを救出させて頂きました。最終的な復旧率は8割ほどでしたので、この作業内容からすると良好ですね。
データ復旧は終わりましたので、次はHDDの交換修理です。新品のHDDに交換して、OSXをインストールして作業終了・・・、なのですが、このMacに搭載されているHDDに適合するHDDは限られますので注意が必要です。OS X10.4なのでAFTのHDDは使用できませんし、SATA3(6Gbps)のドライブも使用できません。SATA2 (3Gbps)である必要があります。例えばWesternDigital製のSATA3ドライブを今回のMacで使用する場合は、ジャンパピンでSATA2モードに変更する必要があります。この点、ネットで検索したところ、自身で交換しようとしてうまく認識されていない方もいるようなので参考までに書いてみました。
HDDの規格も、どんどん変わっていって本当に大変ですね。
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