無線LAN環境のトラブル解決を行いました。
環境はAirmac extream(無線親機)が1台。
接続するパソコンは、MAC1台。WIN2台でした。
お客様のご申告によるとMACはすぐつながったものの、WINXP2台がつながらないとのこと。
早速確認してみると、環境が少し煩雑でした。
WDSモードのAirmac Expressがあったり、WPA2の暗号化設定以外にもMACアドレスフィルタリングが設定してあったりなど・・・。問題切り分けのじゃまなので、一旦Airmac Expressを止めてもらい、暗号化やフィルタリングの類も全部解除してシンプルな構成にします。
この状態で接続できるかどうかを確認です。
この状態で1台はつながるようになりました。(というよりも、元々問題なかったもののお客様の勘違いでつながっていなかった可能性が高いです)
問題はもう一台です。
一見、無線接続はできているのですがインターネットにつながりません。
雰囲気としてはDHCPでIPが引けていないためネット接続できないような状態・・・。
念のためPCを固定IPにして接続できるかどうかを確認。
・・・結果つながりませんでした。
単純にDHCPが動いていないだけではなく。外部との通信ができていないようです。
こういった場合、まず疑うのはファイアウォールです。
少しチェックするとそれらしき部分を発見。
原因はNorton Internet Securityがアンインストール仕切れずに残骸が残っていた事によるものでした。
対処は専用ツールを使って完全にアンインストール。
その後、無事接続できました。
しかしホッとしたのも束の間、親機側で一旦解除していたセキュリティ設定(WPA2)を有効にしたところ再度つながらなくなってしまいました・・・。
症状としては正しいパスワードを入力しても接続ができないような状態。
どうやら別の問題もあるようです・・・。
WPA2に関してはOSのサービスパックのバージョン等で対応していなかったりしますが今回の対象PCは全てSP3。その面での問題はないようです。
そこで、次に目をつけたのはPCに内蔵されている無線LANアダプタ(atherosでした)のドライバーです。
無線の接続トラブルはドライバのアップデートで直ることもしばしばです。
ネットから最新のドライバをダウンロードして適用。
その後、再度接続を試みたところ無事正常接続を確認。ε=( ̄。 ̄;)フゥ
環境を訪問時の状態に戻してもキチンと接続できました。
私感ですが、AirMacにWindows機から接続する際にはけっこう相性問題が多いような気がしますね・・・。無線アダプタ側が悪いのかもしれませんが・・・。
Windowsだけしか使ってない方は、Buffaloあたりの無線ルーターを購入されることをお勧め致します。