表題の装置「Buffalo LS-250GL」のデータ復旧を行いました。

今回はオンサイト(出張)での対応です。

お客様事務所に到着してみて確認すると、あったのはむき出しのHDD。

Seagate製 ST3250310AS 250GBでした。

お話を伺うと、お客様はご自身でLS-250GLを分解し中のHDDを取り出し、データ復旧を試み、大半のデータは救出できたとのこと。

但し、一部救出できないデータがあるので今回の依頼となったそうです。

お客様には救出できないファイルのリストを作成して頂いていたので、それを元に各ファイル確認・・・原因は不良セクタでした。

不良セクタとはHDDのメディア表面上に発生した読み書きできない領域の事で、物理的なトラブルです。

不良セクタが発生した領域上のファイルは通常読むことができないので、今回のように大半のファイルは救出できても一部救出できない・・・、というような事が起こります。

この場合、専用の装置を使って読み込めるケースと、読み込んでもデータが破損しているケース、読みこむことができず断念するしかないケース3通りあります。

結果を申しますと、今回は断念するしかなかったファイルもありましたが、専用ツールで読み込ませることにより追加で数百点の写真ファイルを救出することに成功しました。

同様の症状でお困りの際は、お気軽にお問い合わせ下さいm(_ _)m