DELL Dimension4300Sのトラブル解決を行いました。
トラブル内容はマウスが一切動かない。というもの。
診断の結果、機械的な故障はなし。ソフトトラブルによるものと判明しました。
そこでセオリーに従って、デバイスマネージャからマウスの項目を確認。
すると次のような表示に・・・、
見事にPS/2互換マウスに、びっくりマーク(エクスクラメーション・マーク)がついています。
この状態はマウスのデバイスドライバに問題があり、正常に動作していないことを示します。
いったんマウスデバイスを削除してドライバを適用しなおすと復旧するケースも多いので、まずはそれを試してみましたが復旧せず・・・。
次は試しに別のUSBマウスを繋げてみると↓のような状態に・・・。
びっくりマークのHID 準拠マウスが増えてしまいましたね・・・。
トホホな結果ですが、これで大体検討がつきました。こういった場合レジストリ(Windowsの設定情報の集合体)のトラブルです。デバイスドライバが複数破損しているというのは、あまりないので。
そこで、マウス関連のレジストリをあさってみたところ原因と思われる箇所を確認。
マウス認識の際、klmoufltというウイルス対策ソフトKasperskyのデバイスドライバを経由するように設定されていました。
しかし、Kasperskyは既にアンインストール済みなので、そのデバイスドライバを読むことができず今回のエラーとなっていたわけです。
通常はアンインストールの際に、レジストリエントリも消去されるはずですが、うまくアンインストールできていなかったようです。因みにウイルス対策ソフトがアンインストールに失敗するのは割と定番のトラブルです。
実作業は、この不正なレジストリエントリを削除し無事復旧です。
今回は割と珍しめの症状かと思いましたので記事化してみました。ご参考までに。
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