Panasonic CF-S10の修理を行いました。

故障状態は「電源を入れるとBCD関連の0xc0000011エラーで先に進まない」というもの。

この症状自体は、ブート構成データの損傷を表すものですが、ハードウェア故障に起因していることが多いです。

診断したところ、やはりHDDが故障していました。不良セクタ多発による軽度物理障害です。

今回はデータ救出をして、できるだけ元の環境を復元したいとのことでしたので、そのように対応しました。

修理の流れは、旧HDDからデータを救出し新品HDDにクローンを作成、複数の論理障害や上記のBCDエラー等の障害を修復し元通り起動するように修理しました。panasonic_cf-s10.jpg

手間はかかりますが、この画面までくると達成感がありますね。

お客様にもお喜び頂きました。