Windows2000Serverのトラブル解決に行ってきました。
電源が入らなくなったので、お客様ご自身でATX電源を交換したものの動かない
とのことでした。
サーバー本体はBTOメーカーのものでProSideというメーカーです。
今は存在しない会社ですね。
診断したところ、ATX電源故障で間違いありませんでしたが、12Vの4ピンケーブルが抜けていました。
こちらをキチンと差して無事電源が入るようになりました!
ところが、動作確認をしたところサーバー上の共有フォルダに特定のクライアントPCからアクセスできませんでした・・・。
PC5台ある内の1台、Windows7のクライアントからアクセスしようとすると、パスワードが弾かれてアカウントが一発でロックアウトされてしまう状態でした。
とりあえず、ロックアウトしてしまう現象はポリシーの変更でロックアウト動作自体を無効化して対処。
ただしユーザー名・パスワードは依然として弾かれてしまいます。
間違いなくあっていることは、確認できているんですが・・・。
少し考えて、サーバーの設定を見直すと怪しいところを発見!
サーバー上の時計設定が派手に狂っています。
こちらを正常な値に直すことで無事に共有フォルダにアクセスできるようになりました!
お客様に確認したところによると、今回CMOS電池も一緒に新品交換されたそうです。
その際にCMOSクリアの状態になり時計が狂ったようですね。
なお、サーバーアクセス時に何故サーバー上の時計情報が関係するかは謎です!
古いWindows2000Serverなので、なんらかのバグではないかと思われます。
同じWindows7マシンでも、サーバー上の時計を修正しないでアクセスできる端末はあったので
特定の条件がそろうと起きるのかなと・・・。
今回いろいろと、一から調べ上げたので追加で1時間半程でかかってしまいました (;^_^A
なんとか治ってよかったです!
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