LinkStationのRAID対応モデルのデータ復旧を行いました。
型番は「LS-W1.0TGL/R1」RAID 0もしくはRAID 1対応モデルです。
症状はエラーランプが点灯して起動しない。データフォルダに接続不可とのことでした。
お客様ご自身でも内蔵HDDを取り出してWindows機に接続したそうですが、データの抜き取りはできなかったとの事です。
普通の外付けHDDなら、そういった方法で簡単に救出できる場合もあるんですが、LAN接続型のHDDではそうはいかないんですよね。
ファイルフォーマットがext2であったりXFSといったWindowsでは取り扱えないものなんです。
ただし・・・・。当然、マトモなデータ復旧屋ならば対応可能なのでご安心ください。
まずは、持ち帰らして頂き診断を行います。
どうやら2台入っているHDDの内の1台が物理的に壊れている模様。RAID 0ならこの段階で難易度がグッとアップしますが、今回は幸いにもRAID 1でした。
RAID 1というのは、2台のHDDで同一データをミラーリングする冗長構成になっているため1台が壊れていても、もう片方にデータが残っているのです。
ということで、正常に動いているHDDからデータの取り出しに挑戦。
多少の論理障害もありましたが、全データの救出に成功しました。
同様の症状でお困りの方は是非一度ご連絡ください。
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