リピーターの 医療機関様へ作業で行って参りました。
作業内容はパソコン入替に伴う各種作業一式です。
パソコンの新規セットアップ、データの移行、プリンタの設定、ソフトのインストール、バックアップ設定など。
パソコン入替時に、良く有る設定内容ですが、
あえて取り上げたのは「ダイナミクス」という電子カルテソフト、それとオンライン請求の設定等があったから。
ダイナミクスはMicrosoft Accessベースで、複数台のPCからの共有利用も可能なタイプのソフト。
移行も作業もさほど難しくなく、Office Professionalをインストール後,
MDB(データベースファイル)をコピーするのみ。
・・・ただし、気をつける事が一点。
このソフト、旧PCと新PCでのデータ保存場所(パス)が同じでないとエラーがでて起動しません。
例えば旧PCでC:\temp\honyara.mdbであったら新PCでもC:\temp\honyara.mdbでないと起動しません。
新PCでD:\temp\honyara.mdbとかC:\temp\temp2\honyara.mdbとかでは起動しません。
今回の作業では旧PC上ではDドライブにあったデータベースファイルを、新PCではCドライブに移行したので当然起動不可。
なんでこうなったかというと、ただ単に新PCにDドライブが存在しなかったから・・・。
こういった場合、Dドライブを作成する方法もありますが手間がかかるので却下。
ダイナミクス側の設定ファイルを弄って、データベース本体へのパス情報を変更、起動するようにしました。
次はオンライン請求の設定。
法改正で段階的に義務化中との事なので、PCの訪問設定の業界では設定がけっこう流行っています。
設定する際はPPPoEの設定、電子証明書のインポートを行います。
良くつまづくのはPPPoEの部分。
ルーターによってはマルチセッション不可、PPPoEブリッジ不可という場合があり、根本的にルーターの買替えが必要になります。
今回もそんなパターンの一つで、実は前前回作業時にルーターをPPPoEブリッジ対応の物に交換してあります・・・。
そんな訳で、今回は無難に設定完了となりました。
医療機関の皆様、お困りの際には作業のご依頼お待ちしております。