前回のエントリの続きです。
2.NAS(Buffalo Terastation)の設置設定。(救出データのコピーを含む)
3.メールサーバーをレンタルサーバーに移設。(ドメインは今まで使用していたドメインをそのまま使用)
まずは2から・・・。
導入するテラステーションは「TS-X2.0TL/R5」。
こちらに、共有フォルダの基本設定を行い、救出したデータをコピー。
1000BASE-Tで直結して転送したので、感覚的にはUSB2.0と遜色ないスピードでコピーが完了しました。
(ここまでは事務所内の下準備で済ませました。)
次の設定はバックアップです。
今回導入するテラステーションも故障する可能性があるので、重要なことです。
毎日定刻に、テラステーションから外付けHDDの「HD-CN1.0TU2」へバックアップを行う設定を追加します。
あとは、各PCのデスクトップに、テラステーションの共有フォルダへのショートカットを配置して、終わりです。(実際はその他の細かい調整、確認がありますが省略)
殆ど以前の環境と同じ感覚で、共有フォルダにアクセスする事ができるので、お客様には大変喜んで頂きました。
次は3です。
メールサーバーの移設を行うには、下準備が非常に大切です。
DNSまわりの設定は、プロパゲーションの問題があるので早めにサーバーを選定して設定変更を行わないといけません。特に現状では、メールサーバーが完全にダウンしている状態ですので、事態は急を要します。
サーバーは「heteml」に決定しました。
選定理由は、同規模の他社で実績がある事。料金支払い後、即日で利用できるようになること。
以上が決め手でした。
本当はお客様のドメインレジストラである「お名前.com」でもレンタルサーバーを提供しているので、そちらで一元管理したかったのですが、サーバーが使用できるまでの導入期間に時間がかかるため断念しました。
サーバーが決まれば後は設定です。ドメインレジストラの設定を変更して、DNSサーバーをhetemlのものに書き換え。
次はhetemlのメールサーバーに、以前と同じメールアカウントを作成します。
あとはDNSの変更が浸透するのを、たまにdigで確認しながら気長に待ちます。
今回の場合、24時間以内で正常に設定変更が終わりました。(地球の裏のどこかの国あたりでは、まだ設定が反映されてないかもしれませんが・・・。)
テスト送受信を行い無事を確認できたので、あとは現地でメーラーに設定して終了です。
今回は1〜3までの作業を、訪問日を含む4日間の納期で行いました。
DNS絡みの時間のかかる実作業に加え、TeraStation等の部品の手配もあったことを考えれば最短での作業ができたのではないかと思います。
緊急性の高いトラブルが発生した際は、融通をきかせますのでお困りの際は是非一度ご連絡下さいm(__)m
- 投稿タグ
- PCFixs評判, terastation, メールサーバー